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2022.03.30 【G】邸: 造園工事

松浦造園 庭 施工例

完成①・②

【gallery】

【お施主様へのご提案パース・図面】

 “将来の事を考えて、大きく生長する庭木を減らし、近隣のお宅へ落ちる枝葉の負担等を
無くせる様に”とご要望をいただきました。

 お庭から一旦樹木や庭石を撤去した後、高木を最小限にし、主に中低木の庭木でお庭を再構成いたしました。
 高木の庭木はほとんど無くなってしまいましたが、御簾垣を設置することで、居住空間の目隠し効果が保たれるようにしています。
壁板ではない分、通気性も確保できます。
 メインには、既存のお庭に使われていた島石を生かした園路を作りました。
大磯砂利(オオイソジャリ)の洗出し仕上げを加える事で歩行スペースを広く採り、歩きやすくしています。
アクセントとして両縁に御影石を添えた事で色の明るさを加えました。
 お庭にあったベニシダレが美しい樹形でしたので、シンボルツリーとして生かし、
既存の景石の佇まいから着想を得てタマリュウを加え、大海(白砂)をウミガメが泳いでいる様に仕立てました。
この砂利面にはしっかりと防草工を施しましたので、雑草が生えることはほどんどありません。
草取りの手間も減り、できる限り今後のメンテナンス費用が抑えられる様にしております。 

 シンボルツリーに用いた“ベニシダレ”は赤葉で枝が垂れるモミジの別称です。
木の高さはあまり大きく生長しませんが、葉の色が春~秋まで紅紫色で、枝が枝垂れた様がとても美しい存在感のある樹木です。
 お庭の様相は変わりましたが、元のお庭の庭木や石をできるだけ使用し、
名残を感じていただける様にいたしました。

【施工中の様子】

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