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2023.09.27 田圃と彼岸花

 安来市広瀬町での仕事の帰り途、田園の畔にまるで燃える川の様に彼岸花が広がっていました。
黄金色の稲穂と彼岸花の赤と緑の色合いは、この時期ならではの様に感じます。

 山の中でも時偶に目にしますが、田んぼの横で咲いている姿をよく見掛ける気がしました。
気になって調べてみたところ、
「彼岸花の根で土手や畔の土を固める為植えられた」説
「彼岸花の全草部位には毒があり、田んぼを荒らすネズミやモグラ等の被害を防ぐ為植えられた」説
「飢饉の際の非常食として植えられた」説
…等々があるそうです。

 人の暮らしと共に形成された風景である事が分かり、しみじみとまた良さを感じました。